異音との闘いラウンド1
エンジンからの異音、これが治まればとりあえず気になる箇所のメンテナンスが終わる。
しかし、これが一番の難題だったりしますよね。
原因はおそらくカムチェーンが暴れてシリンダーケースの中をガチャガチャと叩いている音だと思われる。
これはうちのカブJA07の持病らしく、少し検索すれば山ほど情報が出てきます。
ラウンド1として、そこまで大がかりじゃなく交換できる部品から手を付けてみます。
このプッシュロッドがカムチェーンのテンションを調整してるらしいが、プッシュロッドの頭が変形して正しく押せなくなり
テンショナーが正常に機能しないトラブルが良くあるらしい。
案の定、変形しておりましたので新品へ交換。
スプリングも使用限度を超えて伸びていたので交換。
ちょっとびっくりしたのが、外したスプリングの中に謎のチューブが仕込んであった。
誰が何のために入れたのか謎は深まるものの、過去のオーナーがこの持病に対して何かしらの対策が出来ないかと
試行錯誤した遺産なのでしょうね。
過去、何人のオーナーが居たのか不明ではあるが、大切に乗ろうとした人もいるのかもしれませんね。
異音の原因ではないと思われるが、バルブクリアランスの調整もします。
案の定、大幅に狂ってたので点検してみて良かったですわ。
今回の作業を終え、エンジンを掛けてみた所・・・
異音、全く変わらず笑
まあ、そうだろうなと思ってましたので次なる箇所を交換するべくまた準備をすることにします。
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